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読み いせかいちーとまじしゃん 2019年7月12日 新第1話:異世界からの「迷い人」 BS11イレブン:25時00分〜 西村太一:天﨑滉平/吾妻凛:高橋李依/ミューラ:田中美海/レミーア:大原さやか/ジェラード:魚建/マリエ:鎌倉有那 バラダー:紀ノ貴紀/ラケルタ:田丸篤志/メヒリャ:七瀬彩夏/兵士:八木岳/魔術師:藤原聖侑/騎士:中村源太 謎の声:久保ユリカ/ローブの女:末柄里恵/女騎士:井上麻里奈/謎の男:下野紘 2019年7月19日 第2話:魔術修行 BS11イレブン:25時00分〜 西村太一:天﨑滉平/吾妻凛:高橋李依/ミューラ:田中美海/レミーア:大原さやか/ローブの女:末柄里恵/謎の声:久保ユリカ フェンウルフ:江頭宏哉/角兎:八木岳 2019年7月26日 第3話:駆け出し冒険者 BS11イレブン:25時00分〜 西村太一:天﨑滉平/吾妻凛:高橋李依/ミューラ:田中美海/カシム:下野紘/謎の女:日笠陽子/謎の声:久保ユリカ ジェラード:魚建/マリエ:鎌倉有那/アメルダ:杉村ちか子/マギル:江頭宏哉/ライテ:原田琢磨/店主:八木岳 バーテン:藤原聖侑/冒険者:田中廣義/アサシン:真野あゆみ 2019年8月2日 第4話:真紅の契約 BS11イレブン:25時00分〜 西村太一:天﨑滉平/吾妻凛:高橋李依/ミューラ:田中美海/カシム:下野紘/グラミ:日笠陽子/エアリアル:久保ユリカ ジェラード:魚建/マギル:江頭宏哉/ライテ:原田琢磨/盗賊:藤原聖侑、室元気、八木岳/アサシン:真野あゆみ 謎の双子:木野日菜 2019年8月9日 第5話:策動の匂い BS11イレブン:25時00分〜 西村太一:天﨑滉平/吾妻凛:高橋李依/ミューラ:田中美海/レミーア:大原さやか/カシム:下野紘/グラミ:日笠陽子 エアリアル:久保ユリカ/アナスタシア:真野あゆみ/アルメダ:杉村ちか子/見張り:藤原聖侑/魔術師:八木岳 露天商:室元気/客:中村源太/謎の双子:木野日菜/白い服の男:平川大輔 2019年8月16日 第6話:アズパイア防衛戦 BS11イレブン:25時00分〜 西村太一:天﨑滉平/吾妻凛:高橋李依/ミューラ:田中美海/レミーア:大原さやか/カシム:下野紘/アナスタシア:真野あゆみ ミロ・メロ:木野日菜/ジェラード:魚建/マリエ:鎌倉有那/見張り:藤原聖侑/兵士:室元気/冒険者:江頭宏哉 街の人たち:八木岳、斉藤準一、いとうさとる、田中廣義/白い服の男:平川大輔 2019年8月23日 第7話:召喚術師 BS11イレブン:25時00分〜 西村太一:天﨑滉平/吾妻凛:高橋李依/ミューラ:田中美海/レミーア:大原さやか/エアリィ:久保ユリカ/カシム:下野紘 ミロ・メロ:木野日菜/アナスタシア:真野あゆみ/ジェラード:魚建/バラダー:紀ノ貴紀/ラケルタ:田丸篤志/斥候:真木駿一 冒険者:藤原聖侑、江頭宏哉、八木岳/ツインヘッドドラゴン:楠大典/白い服の男:平川大輔/影の女:生天目仁美 クルト:岩田恭侑(激レアバイト)/アデリナ:牧田彩華(激レアバイト) 2019年8月30日 第8話:王都ウェネーフィクス BS11イレブン:25時00分〜 西村太一:天﨑滉平/吾妻凛:高橋李依/ミューラ:田中美海/レミーア:大原さやか/エアリィ:久保ユリカ シャルロット:末柄里恵/ジルマール:家中宏/ロドラ:平川大輔/アルセナ:大西沙織/スミューラ:井上麻里奈 ベラ:逢沢ゆりか/ドルトエスハイム:斉藤次郎/イニミークス:日野聡/副官:室元気/騎士:八木岳、藤原聖侑 2019年9月6日 第9話:戦のはじまり BS11イレブン:25時00分〜 西村太一:天﨑滉平/吾妻凛:高橋李依/ミューラ:田中美海/レミーア:大原さやか/エアリィ:久保ユリカ シャルロット:末柄里恵/ジルマール:家中宏/カシム:下野紘/グラミ:日笠陽子/スミューラ:井上麻里奈/ベラ:逢沢ゆりか ドルトエスハイム:斉藤次郎/イニミークス:日野聡/ニルガン:真木駿一/マルケーゼ:渡辺拓海/副官:室元気 貴族:八木岳、藤原聖侑/王国軍兵士:内田健 2019年9月13日 第10話:ひとつの決着 BS11イレブン:25時00分〜 西村太一:天﨑滉平/吾妻凛:高橋李依/ミューラ:田中美海/レミーア:大原さやか/エアリィ:久保ユリカ シャルロット:末柄里恵/ジルマール:家中宏/カシム:下野紘/グラミ:日笠陽子/スミューラ:井上麻里奈 ドルトエスハイム:斉藤次郎/マルケーゼ:渡辺拓海/幕僚:藤原聖侑/ロドラ:平川大輔/影の女:生天目仁美 2019年9月20日 第11話:マーウォルトの会戦 BS11イレブン:25時00分〜 西村太一:天﨑滉平/吾妻凛:高橋李依/ミューラ:田中美海/レミーア:大原さやか/エアリィ:久保ユリカ ジルマール:家中宏/ドルトエスハイム:斉藤次郎/イニミークス:日野聡/スミューラ:井上麻里奈/ベラ:逢沢ゆりか マルケーゼ:渡辺拓海/スソラ:藤原夏海/ミストフォロス:室元気/ツインヘッドドラゴン:楠大典 兵士:真木駿一、八木岳、田中廣義/魔術兵:藤原聖侑/ロドラ:平川大輔/影の女:生天目仁美 2019年9月27日 第12話:異世界チート魔術師終 BS11イレブン:25時00分〜 西村太一:天﨑滉平/吾妻凛:高橋李依/ミューラ:田中美海/レミーア:大原さやか/エアリィ/シルフィ:久保ユリカ シャルロット:末柄里恵/ジルマール:家中宏/ドルトエスハイム:斉藤次郎/イニミークス:日野聡/スミューラ:井上麻里奈 ベラ:逢沢ゆりか/アルセナ:大西沙織/スソラ:藤原夏海/魔術師:八木岳/王弟軍兵士:藤原聖侑/ロドラ:平川大輔 シェイド:生天目仁美 タグ:2019年7月
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メニュー画面で入力 ピッキングは不要だが早めに入力する必要あり Air Guitar ( Y ) ( B ) ( Y ) ( O) ( Y ) ( B ) Hyper Speed ( B ) ( O) ( Y ) ( O) ( B ) ( O) ( Y ) ( Y ) Eyeball Head Crowd ( Y ) ( O) ( B ) ( B ) ( B ) ( O) ( Y ) Flaming Heads ( Y ) ( O) ( Y ) ( Y ) ( O) ( Y ) ( Y ) ( O) Monkey Head Crowd ( O) ( Y ) ( B ) ( B ) ( Y ) ( O) ( B ) ( B ) Performance Mode ( B ) ( B ) ( Y ) ( B ) ( B ) ( O) ( B ) ( B ) Unlock All ( B ) ( Y ) ( O) ( R ) ( Y ) ( O) ( B ) ( Y ) ( B ) ( Y ) ( B ) ( Y ) ( B ) ( Y ) ( B ) ( Y )
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WiiWii本体コード スマブラX モンスターハンター3 タツノコvsカプコン 街へ行こうよ どうぶつの森 モンスターハンターG マリオカートWii Wiiミュージック エキサイトバイク ボンバーマン 役満Wii オーバーターン DSポケットモンスター ハートゴールド/ソウルシルバー カルドセプトDS メイドイン俺 クイズマジックアカデミーDS Civilization いただきストリートDS ポケットモンスター ダイヤ・パール・プラチナ ファンタシースターZERO ファイナルファンタジークリスタルクロニクル エコーズオブタイム Xbox360ゲーマータグ バーチャロン オラトリオ・タングラム
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ドラゴンクエストシリーズリンク ナンバリングタイトル シリーズ概要 派生作品 モンスターズ 不思議のダンジョン スライムもりもり アーケード ヒーローズ ビルダーズ ダイの大冒険 その他 記事作成対象外 コラボレーション ナンバリングタイトル 本シリーズの根幹となるタイトル群。 機種 タイトル 概要 判定 ドラゴンクエスト FC ドラゴンクエスト 国民的ゲームシリーズの原点にして万人向けRPGの雛形を作った歴史的作品。簡潔な構造だがゲームバランスはなかなか良い。 良 MSX/MSX2 ドラゴンクエスト まだエニックスがパソコンゲームを扱っていた時代に移植された作品。「MSX版」と「MSX2対応版」の2種類がある。 携帯 ドラゴンクエスト スマホ版以降の移植のベースとなった作品。 iOS/Android/3DS/PS4/Switch ドラゴンクエスト DL専売。ガラケー版ベースの移植作。PS4/3DS版は『XI』全クリア者向けに無料配信されるキャンペーンも行われた。この無料版は有料配信されている通常版と別ソフト扱いとなっている。 なし ドラゴンクエストII FC ドラゴンクエストII 悪霊の神々 仲間と協力して広い世界を冒険するスタイルを提示。攻略難易度はシリーズ屈指。 良 MSX/MSX2 ドラゴンクエストII 悪霊の神々 以後のシリーズで増殖するお色気装備の元祖「あぶないみずぎ」初登場作品として一部で有名(*1)。 携帯 ドラゴンクエストII 悪霊の神々 前編/後編 容量の都合で前後編に分かれている。ギラとベギラマが『III』以降の設定に合わせて、グループ攻撃に変更されている。 iOS/Android/3DS/PS4/Switch ドラゴンクエストII 悪霊の神々 DL専売。ガラケー版ベースの移植作。『I』移植版と同様、良くも悪くも現行機種へと再移植されたガラケー版と言った出来。 なし ドラゴンクエストIII FC ドラゴンクエストIII そして伝説へ… 『ロト』シリーズの過去を紐解く。完成度とゲームバランスに定評あり。キャッチコピー通り、日本全土にハルマゲドンを引き起こし、サブタイトル通り伝説となった。 良 SFC スーパーファミコン ドラゴンクエストIII そして伝説へ… 『VI』から輸入された追加要素が盛り沢山。一方、圧倒的な女性至上主義で男性が憂き目を見た。 GBC ゲームボーイ ドラゴンクエストIII そして伝説へ… 携帯機への移植としては良好。ただし新システムで副作用あり。 携帯 ドラゴンクエストIII そして伝説へ… 前編/後編 『II』と同様に前後編に分割。その他容量の都合で削除された要素も多数。特にすごろく場の廃止はスマホ版以降も物議を醸すように。 iOS/Android/3DS/PS4/Switch ドラゴンクエストIII そして伝説へ… DL専売。ガラケー版ベースの移植作。その為、一部要素の削除は賛否両論。『I』『II』の移植版と同様、良くも悪くもベタ移植。 ドラゴンクエストIV FC ドラゴンクエストIV 導かれし者たち 「ドラクエならでは」の探求が始まる新章。5章構成とAI戦闘で仲間たちの人間性とドラマを表現。 良 PS ドラゴンクエストIV 導かれし者たち 『VII』ベースのリメイク。あのキャラが仲間になる6章は今でも賛否両論。 DS ドラゴンクエストIV 導かれし者たち PS版とほぼ一緒だが、裏ダンジョンが造り直された。バグを利用したテクニックにより、トルネコが色々と大変な事になってしまった作品。 iOS/Android ドラゴンクエストIV 導かれし者たち DS版のベタ移植。追加要素はないが劣化要素もない。 ドラゴンクエストV SFC ドラゴンクエストV 天空の花嫁 親子3代の物語を描いた壮大な物語。あの人気モンスターを仲間にできる! 良 PS2 ドラゴンクエストV 天空の花嫁 上記の移植であり、PS2初の『DQ』でもある。難易度、快適性の向上や様々な追加要素が特徴。 DS/iOS/Android ドラゴンクエストV 天空の花嫁 第三の嫁登場でてんやわんや。グラフィックもDS版『IV』準拠。それ以外は基本的にPS2版ベースの移植だが、バグはほぼ消滅。 ドラゴンクエストVI SFC ドラゴンクエストVI 幻の大地 SFC最後のナンバリングタイトル。天空シリーズの過去を紐解く。ストーリーは消化不良、戦闘バランスは攻撃呪文冷遇と、大きな問題点を抱えているが、前作よりも大きく進化したグラフィック・音質や歯ごたえのある難易度等、クオリティは高い。 良 DS/iOS/Android ドラゴンクエストVI 幻の大地 SFC版の欠点の改善が期待されていたが多くは未改善。その上、キャラ毎の耐性や仲間モンスターシステムの削除等、改悪が多い。しかし一部の仕様は改善され、会話システム等のリメイクならではの評価点も確かに存在している。 ドラゴンクエストVII PS ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち ストーリーの評価は高いが、石版集めの手間から賛否が分かれる。呪文特技のバランスも改善されず。攻撃呪文なんてなかった。 賛否両論 3DS ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち シンボルエンカウント、すれちがい通信等で大胆なリメイク。職業システムも改変されたが、呪文特技のバランスは改善されず。 なし iOS/Android ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち 3DS版ベースだが、ランダムエンカウントに戻り、すれちがい通信もインターネット通信に変更。 なし ドラゴンクエストVIII PS2 ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君 『DQ』の世界が3Dに。発売後評価が一変した名作。呪文特技のバランスも少し改善された。 良 iOS/Android ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君 初移植作品。スマホ繁明期ながら、移植度が高い。 3DS ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君 グラフィックや演出面はさすがにPS2版に劣り、キャラ性能の格差が大きい等の惜しい点はある。だが、本編初のフルボイス化を筆頭に新たな仲間、追加イベント、新ダンジョンと追加要素が光る。 ドラゴンクエストIX DS ドラゴンクエストIX 星空の守り人 すれちがい通信で一般層に広く浸透したやり込み型RPG。 スルメ ドラゴンクエストX Wii/WiiU/Win/3DS/PS4/Switch ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン シリーズ初のオンラインRPG。Wii版は2017年11月15日、WiiU・3DS版は2024年3月20日にサービス終了。【追加パッケージ】2nd『眠れる勇者と導きの盟友』3rd『いにしえの竜の伝承』4th『5000年の旅路 遥かなる故郷へ』5th『いばらの巫女と滅びの神』6th『天星の英雄たち』 7th『未来への扉とまどろみの少女』については2024年6月21日以降追記可能。 なし Switch/PS5/PS4/Win ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オフライン 上記を基にオフラインでのプレイができるように様々なアレンジが加えられたバージョン。キャラはSDとなりNPCを仲間にする従来の『ドラクエ』に近づけた仕様。オンラインへ引継ぎも可。ただし、基本的に本作のストーリーはオンラインの無料体験版でもほぼ同様のものが楽しめる(*2)。 なし ドラゴンクエストXI PS4/3DS/Win ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて シリーズ30周年の集大成。複数のハードで異なる内容が特徴。久々の勇者を主軸とした正統派作品。豊富な過去作ネタも好評を得た。システム的には初のターン制ではない『ドラクエ(*3)』で、Win版は日本未発売。 良 Switch/PS4/One/Win ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S PS4版ベースの3Dモード+3DS版ベースの2Dモードにボイス等の追加要素多数のほぼ完全版(*4)。他機種版はSwitch版ベースの移植。こちらのWin版は日本語版があり、Steam等で購入可能。 カップリング・オムニバス SFC ドラゴンクエストI・II 『V』がベースの『I』『II』リメイクをカップリング。バランスも見直された。 良 GB/GBC ゲームボーイ ドラゴンクエストI・II SFC版の『I』『II』をさらに調整。バランスの取れた移植となっている。 Wii ドラゴンクエスト25周年記念 ファミコン スーパーファミコン ドラゴンクエストI・II・III FC版とSFC版、それぞれの『I』『II』『III』を全て収録したアニバーサリー仕様ソフト。中断セーブはソフトの状態をまるごと保存してしまうので、扱いには要注意。 良 シリーズ概要 エニックス(現:スクウェア・エニックス)の看板RPGシリーズの1つ。 魔王が支配する世界を救うべく、勇者となって魔王の打倒を目指し冒険する。 ゲームデザイン・堀井雄二氏、キャラクターデザイン・鳥山明氏、音楽・すぎやまこういち氏の3人が制作の軸に関わる有名大作シリーズとして知られる。 第1作『ドラゴンクエスト』は全編が主人公の一人旅という簡素な構成ながらもその高い完成度から人気を集め、まだメジャーでなかったコンピューターRPGを一般層に浸透させる役割を担った。 その後、『II』では多対多の戦闘と役割分担、『III』では自由なパーティ編成…と、少しずつ複雑な要素を取り入れて進化していった。 「万人向け」を設計思想とする初代3部作の目論見は見事にはまり、本シリーズのヒット以降はこれらシリーズの系統を汲んだ作品がたくさん作られた。 位置関係の分かりやすい二次元の俯瞰マップと、ターン制でコマンド選択の戦闘、マルチウィンドウによるメニュー管理システムなど、様々なシリーズの象徴・伝統が、以後の国産RPG及びその流れを汲む創作でも基礎的な要素として組み込まれていく。 「堀井節」と呼ばれる独特なネーミングや作中のセリフは、本来容量節約を意識して練られたものであったが、大容量化した現在でもシリーズ固有の世界観を形作るために残されている。 鳥山明デザインのキャラクター人気も非常に高く、本シリーズからスピンオフした外伝作品も多く存在する。 日本において「スライム」のイメージが「ぷるぷるした水滴型の弱くてかわいいモンスター」になったのは、『DQ』の影響力の高さ故と言える。 そして耳に残りやすく美しいメロディーを奏でるすぎやま作曲のBGMは、OPテーマを始めに非ゲーマー層でも耳に覚えがあるほど知名度が高く、ゲーム中の楽曲をオーケストラアレンジしたコンサートもコンスタントに開かれている。 作品数を重ねるごとに内容は多様化しているが、中核を担う3人の名クリエイターの存在感により、初期作から連綿と引き継がれる王道的な雰囲気を保ち続けてきた。 なお、2021年9月30日にすぎやま氏が90歳で、2024年3月1日に鳥山氏が68歳で死去したため、ナンバリング次回作である『ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎』がこの御三家がそろって開発を担当する最後の作品となる。 派生作品 モンスターズ 仲間モンスターシステムに重点を置いたシリーズ。『ポケットモンスター』ブームに端を発する育成&対戦。 機種 タイトル 概要 判定 GB/GBC ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド 『VI』のスピンオフ。テリーが輝いていたあのころ。最初のGBC対応作品。 良 Switch/iOS/Android ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド RETRO DL専売。GB版の移植。通信機能が廃止された代わりに、モノクロ/カラーの切り替えが可能に。また、画面余剰スペースにステータスを表示する機能等も追加。 3DS ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド3D 『DQM1』のリメイク作品。『ジョーカー2』のモンスターが持ち越し可能。 良 iOS/Android ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランドSP 3DS版をベースに新要素を加えた移植。 GB/GBC ドラゴンクエストモンスターズ2 マルタのふしぎな鍵 ルカの旅立ち/イルの冒険 『DQM1』の正統進化。ある意味『IX』の元祖?『VI』のスピンオフだった前作と異なり、主人公は完全オリジナルである。 良 3DS ドラゴンクエストモンスターズ2 イルとルカの不思議なふしぎな鍵 『DQM2』のリメイク作品。『DQM3D』と同様に『ジョーカー2』がベース。 iOS/Android ドラゴンクエストモンスターズ2 イルとルカの不思議なふしぎな鍵SP 3DS版をベースに新要素を加えた移植。 GBA ドラゴンクエストモンスターズ キャラバンハート キーファのもう1つの冒険。いつものDQMと違うシステムが賛否を呼んだ。 スルメ DS ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー 久々に登場した『DQM』だが、システム刷新が非難を呼んだ。 なし ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2 システム面が大幅に改良された。 良 DS ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2 プロフェッショナル 『DQ』初の完全版。前作の問題点が解消され、完全版として相応しい出来。これ以降に発売したモンスターズは、回復呪文の消費MPがハイパーインフレ化。 3DS ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3 非常に遊びやすくはなったが、しわよせにモンスターが大量にリストラされた。また、モンスター間のバランス調整は素人レベル。 シリ不 3DS ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3 プロフェッショナル 『ジョーカー』シリーズ完結。内容は更に大味に。ただ、リストラされたモンスターはある程度は復活している。 なし Switch ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅 約23年ぶりの正統ナンバリング作品。『IV』に登場したピサロが主人公となるIF展開を描いた作品。鳥山明氏が生前最後に携わった『ドラゴンクエスト』シリーズ作品となった。 カップリング PS ドラゴンクエストモンスターズ1・2 星降りの勇者と牧場の仲間たち 『DQM1』『DQM2』のカップリング移植。モバイルとの連動要素あり。 不思議のダンジョン 『IV』にて登場した武器屋トルネコが主人公のスピンオフ。 「ローグライクゲーム」を世間に普及したパイオニアでもある。 『ドラクエ』以外の『不思議のダンジョン』シリーズはこちら。 機種 タイトル 概要 判定 SFC トルネコの大冒険 不思議のダンジョン 「ローグライク」を一般に浸透させたスピンオフの名作。 良 PS ドラゴンクエスト・キャラクターズ トルネコの大冒険2 ~不思議のダンジョン~ 非常に丁寧なつくりの作品。初心者にオススメ。 良 GBA ドラゴンクエスト・キャラクターズ トルネコの大冒険2アドバンス ~不思議のダンジョン~ 上級者向けにこれでもかと徹底的な調整をしたリメイク。 PS2 ドラゴンクエスト・キャラクターズ トルネコの大冒険3 ~不思議のダンジョン~ 新要素が全部賛否両論。コアゲーマーにオススメ。 賛否両論 GBA ドラゴンクエスト・キャラクターズ トルネコの大冒険3アドバンス ~不思議のダンジョン~ 完全にコア向けにシフトしたリメイク。 PS2 ドラゴンクエスト 少年ヤンガスと不思議のダンジョン 不思議「な」ダンジョン的に路線変更。しかし中途半端。 なし スライムもりもり 機種 タイトル 概要 判定 GBA スライムもりもりドラゴンクエスト 衝撃のしっぽ団 シリーズ初、あのスライムが主役のアクションADV。 良 DS スライムもりもりドラゴンクエスト2 大戦車としっぽ団 異色のオリジナル要素である戦車戦がキーポイント。難易度は低め。 なし 3DS スライムもりもりドラゴンクエスト3 大海賊としっぽ団 『2』からあまり変わっていないが、船カスタマイズで難易度急上昇。 良 アーケード 機種 タイトル 概要 判定 AC ドラゴンクエスト モンスターバトルロードシリーズ 歴代『DQ』のオールスターゲーム。細かなネタも拾っている。 良 Wii ドラゴンクエスト モンスターバトルロードビクトリー クオリティはアーケードそのままだが、長めのロード時間が欠点。 なし AC ドラゴンクエスト モンスターバトルスキャナー プリント式カードでアーケードに再登場。 戦え!ドラゴンクエスト スキャンバトラーズ 上記のアッパーバージョン。『DQMBII』同様主人公がパーティに。 ドラゴンクエストVR ヒーローズ 機種 タイトル 概要 判定 PS4/PS3/Win ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城 コーエー・オメガフォースによるアクションRPG。『DQ』と『無双』が融合。シリーズのテイストは色濃く残しており、歴代作品のキャラも登場する。 なし PS4/PS3/PSV ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり シリーズ30周年記念作品。前作の問題点の多くが解消され、大幅進化。 良 Switch ドラゴンクエストヒーローズI・II for Nintendo Switch キャラクターとボスを追加したカップリング移植。 良 ビルダーズ 機種 タイトル 概要 判定 PS4/PS3/PSV/Switch/iOS/Android/Win ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ 素材を運んで作る「ブロックメイクRPG」で、『Minecraft』に近い作品。世界観は初代『DQ』のIF。Switch版は他機種版から変更点あり。 良 Switch/PS4/Win/One ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島 サンドボックスとしてもRPGとしても大幅に進化。ただし、致命的なバグがあるのでアップデートを適用することを推奨。 良* ダイの大冒険 漫画『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』およびそのアニメ版を基にした作品。 機種 タイトル 概要 判定 AC ドラゴンクエスト ダイの大冒険 クロスブレイド 『プリティーシリーズ』を開発したシンソフィアによるTCAG。歴代ドラクエキャラも登場している。 Switch/PS4/PS5/XSX/Win インフィニティ ストラッシュ ドラゴンクエスト ダイの大冒険 『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』を題材にしたアクションRPG。 その他 機種 タイトル 概要 判定 Wii ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔 『剣神ドラゴンクエスト』の続編的作品。Wiiリモコンを使った体感操作が特徴。 なし DSi ドラゴンクエスト ウォーズ DL専売。『DQ』モンスターを使った陣取りゲーム。現在は配信終了。 良 3DS ドラゴンクエストX おでかけモシャスdeバトル DL専売。『X』の世界観を使ったスピンオフ。『X』未プレイでも遊べるが、何もかもが運ゲー。現在は配信終了。 不安定 シアトリズム ドラゴンクエスト ドラクエ初の音楽リズムゲーム。 なし iOS/Android ドラクエベビー キッズ~スライムとあそぼう~ 知育絵本「スライムぴぴぴ」の世界観をベースにした知育ゲームアプリ。 Switch/Win ドラゴンクエスト トレジャーズ 蒼き瞳と大空の羅針盤 幼いころのカミュとマヤを主人公に据えた『XI』のスピンオフ。 記事作成対象外 モバイル用ゲームアプリ ドラクエモンスターズ スーパーライト 『ドラクエ』シリーズ初のスマホRPG。基本無料のゲームアプリ。2024年1月31日にサービス終了。 ドラゴンクエスト ポータルアプリ ポータルアプリ。スマホ版『I』『II』『III』はこのアプリ内の追加課金要素という形式でリリースされた。 星のドラゴンクエスト マルチ協力プレイ可能なRPG。基本無料のゲームアプリ。 ドラゴンクエスト どこでもモンスターパレード ブラウザ版を元にモバイル用へ最適化。ブラウザ版とのデータ連動には対応していない。基本無料のゲームアプリ。2020年7月31日(金)16 00にサービス終了。 LINE スライムコゼニト~ル LINE GAMEのスマホアプリ。『スラもり1』『スラもり2』のミニゲームのアプリ版。2014年4月15日15 00サービス終了。基本無料アイテム課金。 ドラゴンクエスト ライバルズ 『ハースストーン』『Shadowverse』タイプの対戦型デジタルトレーディングカードゲーム。後にアップデートにより『ドラゴンクエスト ライバルズ エース』に改題。2021年7月5日にサービス終了。 ドラゴンクエストウォーク 位置情報ゲーム。早い話が「ドラクエ版ポケモンGO」と言える作品。 ドラゴンクエストタクト シミュレーションRPG。基本無料のゲームアプリ。 ドラゴンクエストX 冒険者のおでかけ超便利ツール 『10』との連動アプリ。3DS版『おでかけ便利ツール』のアップデートバージョン。後に3DS版も同仕様にアップデート済だが電子書籍購入などスマホ版限定の要素も多く、3DS版のみ2021年11月10日をもってサービス終了。 ドラゴンクエスト ダイの大冒険 -魂の絆- ドラゴンクエスト けしケシ! いわゆる3マッチパズル。基本無料のゲームアプリ。 携帯アプリ ドラゴンクエストモバイル ガラケー向きの総合サービス。下記のアプリは全てこのアプリの派生アプリである。2018年3月31日(土)に全て纏めてサービス終了。 ドラゴンクエストモンスターズi/S/EZ 『DQM』のモバイル版。PS版『DQM1』『DQM2』と連動可能。 ドラゴンクエストモンスターズ MOBILE RPG。上記の『DQM i/S/EZ』のアップデート版。 ドラゴンクエストモンスターズ WANTED! 後にスマホアプリ版もリリース。2017年4月30日サービス終了。 ドラゴンクエスト バトルロード MOBILE AC版のカードも使用可能。元はバトルロード体験アプリだった。 ドラクエカジノDX スロット、ポーカー、ルーレット、ソリティアを遊べる。 ドラゴンクエスト モンスターフレンズ 携帯アプリ。 ドラゴンクエスト 不思議のダンジョン MOBILE 少年ヤンガスがベースの不思議のダンジョン。 ドラゴンクエスト もっと不思議のダンジョンMOBILE 上記の続編でオリキャラが主役。 ブラウザゲーム スライムのおへや 2012年5月9日サービス開始、2013年7月1日15 00サービス終了。基本無料だが課金要素は出ずに終わった。 ドラゴンクエスト モンスターパレード 2013年9月2日開始、2019年6月24日18 00サービス終了。後にスマホアプリ版もリリース。基本無料。途中からガチャゲー化。 TV接続玩具 剣神ドラゴンクエスト 甦りし伝説の剣 TV接続タイプの玩具。ストーリーは『I』がベースに。 液晶トイ ドラゴンクエストあるくんですシリーズ 『たまごっち』フォロワーの育成ゲームだが、万歩計機能があるなど『ポケットピカチュウ』に近い作り。 2011年には復刻版も発売された。 ドラゴンクエスト ダイの大冒険 ポータブルアドベンチャー フルカラー液晶のRPG。『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 クロスブレイド』とも連動。 コラボレーション 機種 タイトル 概要 判定 いただきストリート PS2 ドラゴンクエスト ファイナルファンタジー in いただきストリートSpecial 『FF』と初の大々的コラボとしてボードゲームに出演。『DQ』は全作品から登場だが、一部のキャラ崩壊が話題に。 なし PSP ドラゴンクエスト ファイナルファンタジー in いただきストリートポータブル キャラ削減で『DQ』側にも偏りが。主人公勢全削除。特定の作品のファン以外得しないキャラ人選に。 なし DS いただきストリートDS マリオファミリーと共演。 なし Wii いただきストリートWii マリオファミリーと2度目の共演。 シリ不 PS4/PSV いただきストリートドラゴンクエスト ファイナルファンタジー 30th ANNIVERSARY 単発コラボ PS2/Win/360 ファイナルファンタジーXI 『X』とのコラボとして、『X』のホーローが登場。アバターアイテムや、スライム、スライムベス、メタルスライム等も登場。 Wii MARIO SPORTS MIX スライムがマリオや『FF』キャラと共演。 PS4/One/Switch JUMP FORCE 『ダイの大冒険』よりダイが参戦。 Switch 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL 『XI』より主人公がゲスト参戦。カラーチェンジで『III』『IV』『VIII』主人公も登場。 良
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KARAKURI TECMO 発売日 2005年12月15日 価格 5,040円 真剣スレの住人が天界でまったりゲームの話をするスレ13より 710 :名無しさん必死だな :2005/12/17(土) 22 33 32 ID mKFC+aRt そんな俺ですが、昨日希望があったのでKARAKURIのレポをば 触りしかやってないんだがね まずね、アドベンチャーやらパズルよりも圧倒的にアクションっぽい 戦闘も結構多いし、謎解きなんかも頭使うより操作する方に重きを置いてる ピクミンに似てるのはぱっと見だけで、まだゼルダ4剣の方が近いくらいか? 陣型は単にボタンで武器や道具を切り替えてる感覚に近いかね、見た目にもわかり易くておもろい 以下次回 716 :710 :2005/12/17(土) 22 51 29 ID mKFC+aRt 続KARAKURI話 キャラデザとかダンジョンその他世界設定と、それを表現する技術力は問題なし 個人的に見た目が好きなのもあるが久しぶりのPSPで、液晶の綺麗さにはちょいと感動 画面内に何があるのかわかり易いね 但しファミ痛黒レビ通りカメラはかなり悪い 基本的に左右に動くだけで勝手にカメラも動くのでグラグラして、不安定な感じ 加えて移動は十字キーではなくアナログパッドなのでかなり具合が悪い、カメラ固定がしづらい 他にも強制視点の場所の切り替えが急だったりとカメラ周りはダメダメ ゲームが面白そうなだけに勿体ない テクモ本社1階に全くポスターが貼ってないのも頂けない 731 :名無しさん必死だな :2005/12/17(土) 23 06 00 ID f8Id9cok 710 716 乙です。なるほど、作り込みが甘いといったところでしょうかね?もったいない。 745 :名無しさん必死だな :2005/12/17(土) 23 19 22 ID mKFC+aRt 連投すまん 731 まだそこまで判断出来るレベルじゃないんだが、正直カメラの悪さはすぐわかっちゃうわ アナログパッドと横長画面のせいで、不安定なカメラの揺れがより露に… あとダッシュないのも先々だるそうだ もっとやって面白かったらその内ここで騒ぐと思うよ
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ストリートファイター(初代)ファイティング・ストリート(PCエンジン CD-ROM sup2;版) ファイナルファイト 2010 ストリートファイター ストリートファイター ザ・ムービー ストリートファイター リアルバトル・オン・フィルム ストリートファイターII ムービー ストリートファイターEX スーパーパズルファイターIIX ポケットファイター ストリートファイターIV ストリートファイター オンライン マウスジェネレーション ストリートファイターV ストリートファイター6MUGENにおけるストリートファイターシリーズ 『II』『ZERO』『III』に関してはそれぞれ以下を参照。 ストリートファイターII ストリートファイターZERO ストリートファイターIII この項では『ストリートファイター』及び『II』『ZERO』『III』以外の派生作品を扱う (一部3D作品や格闘ゲームでないものも含む)。 ストリートファイター(初代) 1987年にカプコンがリリースした2D対戦格闘ゲーム。略称「初代」「ストI」。 現在まで続く『ストリートファイター』シリーズの第一作目であり、シリーズの設定の多くは本作を元にしている。 翌1988年にはPCエンジンCD-ROM²に『ファイティングストリート』のタイトルで移植。これが日本では唯一の家庭用移植版であった。 国外では、海外のみ発売のPS2版『カプコン クラシックス コレクションVol.2』に収録されているほか、 『Street Fighter 30th Anniversary Collection』並びに日本語版を追加収録したインターナショナル版にも収録されている。 概要 プレイヤーは隆(リュウ)または拳(ケン)を操作し、次々と現れる各国代表の格闘家と対戦していく。 1P側の場合は隆、2P側の場合は同性能のコンパチキャラである拳しか使用できない。 さらに言えば、CPU戦で拳を使用するには、一度対人戦を経由しなければならない。 敵側は日本代表、アメリカ代表、中国代表、イギリス代表、タイ代表がおり、各国2人ずつ計10人と戦う。 10人目のラスボスに当たるのがサガットであり、『II』以降の設定ではこの時リュウの昇龍拳に敗れた事になっている。 キャラクターの何人かは後に『ストリートファイターZERO』などで再登場したが、中には未だに音沙汰の無いキャラもいる。 『II』のCDドラマ、『ZERO』のイラスト、漫画『さくらがんばる!』、TCG『激突カードファイターズ』、UDONのアメコミといった、 格ゲー本編以外の出演を含めても、アメリカ代表のジョーとマイクには全く出番が無かった。 「バイソンか『II』のOPに出てくる黒人=マイク説」「同じく『II』OPに出てくる白人=ジョー説」もあったが、 『V』でそれぞれ別人と設定されたため、結局出番無しのまま。 更に『V』の『アーケードエディション』で実装されたアーケードモードの初代コースで、 マイクの代役として登場したバイソンのエンディングにて(夢の中ではあるが)マイクが登場したため、 音信不通なのはジョーだけになってしまった。 本作はレバー+「巨大な圧力感知ボタンを叩き、その時の威力で技の強弱が決まる」という極めて独特な操作方法で知られている。 初期仕様のアップライト筐体(立ち上がってプレイする筐体)ではボタンは直径10cmほどのゴム製で、叩く事を前提にした本作専用のものである。 プレイヤーからは「疲れる」「手が痛くなる」といった不満の声もあったが、叩く事自体に楽しさを見出す者も多かった。 一方ゲームセンター側からは「専用筐体がすぐ壊れて困る」というごく当然の苦情があり、あまり評判は良くなかった。 アップライト筐体はアタリゲームズ製であり、ボタン形状以外の点ではアタリゲームズ筐体との共通仕様となっている。 先のゲームセンター側からの苦情を受けてか、これとは別にテーブル筐体(座ってプレイする筐体)に現在の格闘ゲームでも用いられている 「弱中強3ボタン」をそれぞれパンチとキックに、合計6ボタン割り当てたテーブル筐体タイプも同時に流通しており、 ボタン入力がアップライト筐体版よりもシビアになっている(ボタンを強く叩く必要が無いため)、昇竜拳が無敵になるなどの細かい差異が設けられている。 日本国内においては原則としてアップライト筐体=感圧ボタン、テーブル筐体=6ボタンとなっていたが、例外的に海外に向けて出荷された物では 一部アップライト筐体の6ボタン版(ゴムボタンを取り払い6ボタンを据え付けたもの)という例がある。 リュウの代表的な必殺技である「波動拳」「昇竜拳」「竜巻旋風脚」は本作で既に登場しており、 威力たるや正に必殺の名に恥じないもので、波動拳は1発当てれば4割減り、昇竜拳と竜巻旋風脚は当たり方によっては10割持っていく。 ただしインストや小冊子、筐体上のパネルでは名前とポーズについては触れられているものの、それぞれの出し方については、 「8方向レバーとボタンをうまく組み合わせて操作すると、超ウルトラ級の必殺技が炸裂するぞ! え?組み合わせ?それはヒミツ。なにごとも修行なのだ。」 と徹底的に隠されていた。 一方で月刊誌「マイコンBASICマガジン」には、本作発売とほぼ同時期に隠し要素のはずのコマンドが掲載されており、 「アーケードゲームにおける隠し要素を他の媒体で明かす」というメディアミックスの先駆けとなっているとも言える。 また、圧力感知のためかボタンの反応が特殊で、押したあと離すタイミングで技が出るため、 必殺技の場合はシビアなコマンド受付と合わさり非常に出しにくい仕様になっているが、巷では「必殺技さえ出せれば勝てるゲーム」と言われていた。 ちなみにモーション中は完全無敵で有名な昇龍拳だが、特殊筐体版では無敵ではなく、テーブル筐体版のみの仕様である。 テーブル筐体版はコマンド入力受付がさらに厳しいなどやや仕様の異なる部分があった。 ちなみに、対戦プレイに消極的だった日本では爆発的なヒットとは行かず、 読者投票で人気ゲームを決める「第一回ゲーメスト大賞」においても総合7位、グラフィック部門/音声部門6位に留まっていたが、 北米でその対戦プレイがヒットした事から、『ストリートファイター'89』(後の『ファイナルファイト』)が制作されたものの、 ベルトスクロールアクションであった事から「 期待していたのと違う 」とカプコンアメリカから突っ込まれた事で、 改めて対戦主体の『ストリートファイターII』が開発される事になったという。 そんな長年光が当たる事のなかった『ストI』だが、少しずつ公式からオマージュが現れつつあり、 (『スーパーストリートファイターIV』のアドンの10番カラーやサガットの5番カラーは初代色)、 『MVC3』ではなんと 『ストI』リュウのアレコス が配信された(現在は配信停止、PS4/XBOX ONE/PC版には標準搭載)。 常に『II』の影扱いで無くなりつつある待遇にあるといえるだろう。 MUGENではマイナーではあるが、原作再現の隆や拳が単発高火力キャラ、レトロ火力キャラの代表として知られる。 また、キャラクターの移植だけでなく『ストI』風ダンのようなデチューンアレンジも存在する。 登場キャラクター 使用可能なキャラクター 隆(リュウ)(1P専用)、拳(ケン)(2P専用) CPU専用キャラクター 日本代表 : 烈(レツ)、激(ゲキ) アメリカ代表 : ジョー、マイク 中国代表 : 李(リー)、元(ゲン) イギリス代表 : バーディ、イーグル タイ代表 : アドン(中ボス)、サガット(最終ボス) システム 基本は1レバー+感圧式2ボタン(アップライト筐体)または1レバー+6ボタン制。 後に『II』や多くの格ゲーで採用されたものと同じく、弱パンチ、中パンチ、強パンチ、弱キック、中キック、強キックの6種類に分かれている。 感圧式ボタンの場合、叩いた強さで3段階の内どれかが出るようになっている。 6ボタン制の場合は、ボタンを離した瞬間に技が出る。 レバー後ろ要素でガードが行え、立ちガード/しゃがみガードそれぞれでしかガードできない攻撃の存在、 画面上に表示されるお互いの体力ゲージを0にすれば1ラウンド勝利となり、合計3ラウンドのうち2本を取る事で勝利、 制限時間が0になるとその時点で体力が多く残っている方のポイントとなるなど、現在の格闘ゲームの大本となったシステムを採用している。 ただし、どのような状況でも3ラウンドまでしか存在しない。 3ラウンドで決着が付かず、本数が双方同じだった場合は、プレイヤーの負け扱いとなる。 大きなウリの一つである必殺技は、ボタンの入力まで含めて正確にコマンド入力をしなければならず、非常に出しにくいものである。 そのぶん威力は非常に高く、単発でのダメージは総体力の4割以上(総体力は48、必殺技のダメージは20)、 そして昇竜拳と竜巻旋風脚は最大3ヒットする事もあるという仕様が存在した。 波動拳と竜巻旋風脚は相手にガードされても削りダメージを与える事ができ、 その高威力故に削りダメージも総体力の6分の1(8ダメージ)と非常に大きい。 CPU戦を2ステージクリアするごとに「ボーナスステージ」として、 瓦割り ブロック割り 板割り(3枚版と4枚版) 合計4種のミニゲームをプレイでき、得点を更に稼ぐ事ができる。 誰かがプレイしている時に空いている側にクレジットを投入する事で対戦プレイを行う事ができ、このシステムは後に「乱入」と呼ばれた。 対戦プレイで使えるキャラクターは1P側が隆、2P側が拳で固定されており、性能面は全て同一である。 日本国内ではアーケードゲームで「対戦プレイ」を行うという事に馴染みが薄く、上述の通りこの対戦はあまり盛んではなかったが、 国外向けに出荷された本作による対戦プレイが北米で人気を博し、カプコンUSAから『ストリートファイターの続編を作ってくれ』という、 要望を元に『ファイナルファイト』シリーズや二人での対戦を前面に推し出した『ストリートファイターII』の製作、 ひいては「対戦格闘」というジャンルの興隆へと繋がっていった。 ファイティング・ストリート(PCエンジン CD-ROM²版) 『ストリートファイター』の日本で最初の家庭用移植版であり、PCエンジン「CD-ROM²システム」のソフト第一弾。 移植・開発はアルファシステム、発売はハドソン。 ゲームの歴史上ではCD媒体で発売された初の家庭用ハード向けゲームソフトの一つ(もう一つは当時のアイドルを大々的に起用した『No・Ri・Ko』)である。 コントローラーのボタン数が足りないため、ボタンを押してから離すまで長さで威力が決まるようになっている。 言うなれば、圧力感知ボタンの感覚をそのまま、PCエンジンのパッドで再現したような感じである。 また媒体がCDという事もあり、生演奏のアレンジBGMをCD音源から流すという、当時としては斬新な方法で、 曲のアレンジ評価はかなり高い。特にイーグルのステージ曲は必聴である。 ただしハード性能の関係で、一部背景演出がカットされている。 + 「CD-ROM²システム」(シーディーロムロムシステム)とは 「CD-ROM²システム」とは、1988年12月4日に発売されたNECのPCエンジンの拡張ユニットの一種で、 家庭用ゲーム機としては史上初となる、「CD-ROM」を記録媒体として使用した拡張ハードである (メガCDが1991年12月12日発売、ネオジオCDが1994年9月9日発売、プレイステーションが1994年12月3日発売)。 そのため、今ではお約束となっている「音楽用CDプレイヤーで再生しないでください」という警告音声が初めて搭載された (余談として、CD-ROM²のCDはハドソンが独自にデータ配置した特殊構造のため、2曲目にデータがある事は通常のCDフォーマットでは存在しない。 CD-ROM²以外のCD-ROMディスクでは、トラック最後尾に警告音声を配置する事が通例となっている)。 PCエンジンにCD-ROM²プレイヤーとインターフェイスユニットを接続、 起動BIOSとなる「システムカード」を本体にセットして使用するという構成になっている。 後に、インターフェイスユニットに搭載された512KBit(64KB)のメインS-RAMに加え、 1.5MBit(192KB)のS-RAMをシステムカードに搭載及び本体に内蔵し合計2MBit(256KB)に増強した「SUPER CD-ROM²」、 更に16Mbit(2MB)のD-RAMをカードに搭載し合計18Mbit(2.3MB)が使用可能になる「アーケードカード」 (D-RAMのみ搭載した「DUO」とS-RAMも搭載した「PRO」が存在、機能的には両者とも同じ) というバージョンアップも図られた。 2009年10月6日より、WiiのバーチャルコンソールでもこのPCエンジン版の配信が開始(現在は購入不可)。 こちらはハドソンではなくカプコンから発売となっている。 ただし、『ファイティングストリート』という名称自体はハドソンの登録商標の模様。 ファイナルファイト 『ファイナルファイト』 (FINAL FIGHT) とは、 1989年にカプコンからリリースされたベルトスクロール型アクションゲーム(ゴチャバトルアクションとも言う)。 同ジャンルの代名詞的ヒット作。略称「FF」「FFi(『FINAL FANTASY』や『Fatal Fury』との被りを避けるため)」。 前述した通り、開発中の仮タイトルが『ストリートファイター'89』であり、当初は『ストリートファイター』の続編として発売される予定だった。 後にカプコンは、『キャプテンコマンドー』『ナイツオブザラウンド』『天地を食らう2』『キャディラックス』『パニッシャー』『エイリアンVSプレデター』 『パワードギア』『ダンジョンズ ドラゴンズ』『バトルサーキット』など、傑作ベルトゲームの数々を製作した。 カプコンを有名にさせたもう一つのジャンルとして、中堅ゲーマーには馴染みのある物である。 またその人気振りから、家庭用ゲーム機への移植も多い。 スーパーファミコン版、メガCD(メガドライブCD-ROMシステム)版、X68000版、ゲームボーイアドバンス版、アレンジ移植でファミコン版等、 実に多彩な機種に移植された。 特にスーパーファミコン版は、本体と同時発売の所謂ローンチ・タイトルでもあった。 今で言う復刻タイトルを集めた「クラシック」系でも収録される筆頭タイトルでもある。 スーパーファミコンでは当時はまだ8Mbit(1MB)ROMカセットが最高容量の時代だったため、ガイだけがカットされた状態での発売となったが、 後にコーディーと入れ替えた『ファイナルファイトGUY』というバージョンも発売された(アイテムも追加されており、『2』や『Tough』に引き継がれた)。 本作の大ヒットから、セガの『ベア・ナックル』シリーズ、ジャレコの『ラッシング・ビート』シリーズといった他メーカーの後追い作品も多数発売され、 ベルトアクションはゲーム業界の一大ブームとなり、カプコンの名はゲーマー達に刻み付けられたのであった。 SNES(北米SFC版)ではポイズンは男性キャラに、ソドムとダムドは、Katana(カタナ)とThrasher(スラッシャー)という名前に変更されている。 このソドムの名称変更は、SNES版『ALPHA2』でも同様に反映されている。 正当な続編として『ファイナルファイト2』『ファイナルファイト タフ』、 ファミリーコンピュータにアレンジ移植された『マイティファイナルファイト』、 国内未発売だが『 ファイナルファイト ストリートワイズ 』といったタイトルも発売されている。 1999年には本作のキャラを使った3D対戦格闘ゲーム『ファイナルファイトリベンジ』も出ている。 また、ガイを始めキャラクターの多くが『ストリートファイターZERO』シリーズなどに参戦している。 キャラクター 参戦した格闘ゲーム コーディー 『FFリベンジ』、『ZERO3』、『スパIV』以降 ガイ 『ZERO』シリーズ、『FFリベンジ』、『スパIV』以降、『CAPCOM FIGHTING Jam』 マイク・ハガー 『マッスルボマー』シリーズ、『FFリベンジ』、『MVC3』 ソドム 『ZERO』シリーズ、『FFリベンジ』 ロレント 『ZERO』シリーズ、『FFリベンジ』、『ウルIV』、『CVS2』、『ストリートファイター×鉄拳』 アンドレ(ヒューゴー) 『III 2nd』以降、『FFリベンジ』、『ウルIV』、『SVC CHAOS』、『ストリートファイター×鉄拳』 ポイズン 『FFリベンジ』、『ウルIV』、『ストリートファイター×鉄拳』 エディ・E 『FFリベンジ』 エルガド 『FFリベンジ』 ダムド 『FFリベンジ』、『6』(「ワールドツアー」NPC) ベルガー 『FFリベンジ』(CPU専用) 源柳斎マキ 『CVS2』、『ZERO3↑(GBA版)以降』 アビゲイル 『V』 ルシア 『V』 TWO.P 『V』(CPU専用) カルロス宮本 『6』(「ワールドツアー」NPC) 『ファイナルファイトリベンジ』には、アンドレ、エルガド、ポイズン、ダムド、エディ・E、ベルガーなど総勢10名が参戦したのだが、 ボスキャラ連中ではアビゲイルだけハブられた。 元々アンドレの首挿げ替えキャラなのが原因だろうか。 また、開発中止となったAC用3D対戦格闘ゲーム『CAPCOM FIGHTING ALL STARS』にも、ハガーとポイズンが出る予定だった。 MUGENでは、アクションゲーム版のボスやプレイヤーキャラを移植したものも数多く存在する。 『リベンジ』でリストラされたアビゲイルも、数の暴力と軸のアルカナで地味に知られている。 関連キャラクター : マッドギア、烈(ファイナルファイト2)、ディーン 2010 ストリートファイター 1990年8月8日にカプコンがリリースしたファミリーコンピュータ用の横スクロールアクションゲーム。 なお「2010」はニイマルイチマルと読む。 かつては遠い未来であった2010年が今や過ぎ去ってしまったという事実に、時の流れを感じずにいられない。 懐古厨とか言うな + 余談:コピーライトにある「ステイタス」とは ステイタスは、金融事業を行うカプコンの子会社であり、本来ゲーム開発は行っていなかった。 しかし任天堂が粗製乱造(アタリショックの再来)を避けるために、同じメーカーが1年間に発表出来るタイトル数を制限していたため、 別会社が開発したという事にして発売してしまうという回避戦術が横行しており、 カプコンも子会社のステイタスを名目上の開発元とする事で制限を回避したわけである (データイーストの『カルノフ』のFC版がナムコから発売されたのも同じ理由。 ナムコは大丈夫なの?と疑問に思うかかもしれないが、当時ゲーセンでヒット作を連発していたナムコは特例として制限無しだった)。 ちなみに現在のステイタスは破産宣告により倒産している。 「ケビン・ストレイカー」という名のキャプコマ風サイボーグ刑事を主人公としたSFアクション。 タイトル名に「ストリートファイター」と入っているものの、本家『ストリートファイター』シリーズとの関連性はあまり無い。 というかストリートファイターは副題で、『II』無印版の「The World Warrior」や『III 3rd』の「Fight for the Future」みたいなものである。 上のゲーム画面ではメインタイトルっぽいが、パッケージやソフトイラストでは小さく書かれ目立っていない。 そして近未来を感じさせるイラストやタイトルロゴと激しく合っていない。 なお、ゲームそのものは当時のカプコンらしくアクションの難易度が非常に高い。 ちなみに本作はアメリカでも発売されたのだが、その際のタイトルは『STREET FIGHTER 2010 THE FINAL FIGHT』。 さらに『ファイナルファイト』まで混合されたようなタイトルになっている。 設定も変更され、主人公は「初代『ストリートファイター』から25年後のケン本人」という事に。 ただし変更されたのは設定やストーリーのみで、姿はケビンと同じアメコミ風超人のまま。何があったんだケン。 その真相はケビンの項目にて。 関連キャラクター : ケビン・ストレイカー ストリートファイター ザ・ムービー 1995年6月にカプコンがリリースしたアーケード用対戦格闘ゲーム。開発はアメリカのインクレディブル・テクノロジーズ社。 前年に公開された映画『ストリートファイター』を元にした実写キャラクターによる2D格闘ゲームである。 概要(THE MOVIE) 実写映画『ストリートファイター』のヒットを受けて作られたある意味キャラゲーのような格闘ゲーム。 映画のキャストがコスプレして実写で『II』の動きをするキワモノゲームであるだけでなく、 ゲーム自体が『ストリートファイター』というよりむしろ『モータルコンバット』に近いという恐ろしくカオスな内容になっている (ただし「ストリートファイター」を名乗るだけあって、『モーコン』のようなグロ要素は全く存在しないので安心(?)である)。 見た目だけでなくゲーム性も色々と難があったため、同時期の『ストリートファイターZERO』に押される形で間もなく姿を消した。 映画の方もヒットした割に色々と難ありの内容であり、 味方がチュンリーなのは良いが他が力士&ボクサーと誰得だったり、 ダルシムが普通の科学者として登場し最後の最後で思い出したかのようにあの衣装になったり……。 ある意味で一見の価値はあるので、興味のある方は見てみるのも一興だろう。 本作の主人公は映画の主役であるガイル大佐であり、リュウもといライユーは映画と同じくその他大勢に格下げされている。 ガイルは性能面でもやたらと優遇されているが、実際に演じるのがジャン=クロード・ヴァン・ダム氏なのでどこもおかしくはない。 映画では普通に軍服だったキャミィは、本作ではキャストのカイリー・ミノーグ女史ご本人があの衣装で参戦している。…正直あまり嬉しくはない なお、ハリウッド映画が原作なので、バイソン、バルログ、ベガの名前は海外版のそれに準ずる。 サガットが目からビームしたり、バイソン将軍(ベガ)が手から電撃出したり、映画同様色々カオスな内容であった。 + 余談:実は正式ナンバリングになりそこねた作品という噂 本作の製作当時、ミッドウェイゲームズから有名な実写格闘ゲーム『モータルコンバット』がリリースされており、 その「実写の俳優が画面上でそのままキャラクターとして動く」という当時最先端のシステムに対して、 当時のカプコンが「『ストリートファイター』を駆逐するのではないか」と脅威を感じていたという噂がある。 そのためカプコンはアメリカのインクレディブルテクノロジーズ社と提携し、実写映画の俳優を元に、 最新鋭の『ストリートファイター』として本作の製作を開始したらしい。 このインクレディブルテクノロジー社は1990年代前半に『Time Killers』や『Blood Storm』などを当時あった会社ストラタに委託する形で開発していた会社で、 これらのゲームは上記『モータルコンバット』の影響を強く受けている残虐要素の強い格闘ゲームであった。 もっとも、これらとは違い本作『ザ・ムービー』には血なまぐさい系の残虐要素は全く存在しない。 後に、当時インクレディブルテクノロジーズ社の本作の開発スタッフだったアラン・ヌーン氏がインタビューにて、 当初、このゲームは『ストリートファイターIII』として開発されていた事をはっきりと覚えているが、 開発には多くの混乱があり、日本のカプコン、カプコンUSA、 そしてインクレディブルテクノロジーズの間でのコミュニケーションの連携に問題があった事などから、 実際には『III』とはならなかった事が明かされている。 そして、最終的に出来上がった本作が正式ナンバリングとは言い難い内容になってしまったのは周知の通りである。 なお、開発中は当時幻のキャラクターとして有名だった「Sheng Long」がゲーム中に登場する案もあった模様。 最終的にインクレディブルテクノロジーズは、本作の商業的失敗や委託先の会社ストラタの倒産*1を契機に格ゲー業界からは完全に撤退。 その後はオンラインゲームやカジノマシーン制作、および国際リゾート事業に転換し2022年時点でも活動している。 ちなみにその時『モーコン』みたいな格ゲー開発に関わっていた社員が後に移籍し、 本当に『モータルコンバット』シリーズに携わる様になっていたり。 MUGEN的にはライユー(実写リュウ)やキャプテン・サワダが登場するゲームであるため、深くリスペクトすぺきであろう。 ただし、ハラキリやカミカゼを使用するのはこの『ザ・ムービー』のサワダではなく、 次項で紹介する『リアルバトル・オン・フィルム』のサワダなので注意。 登場キャラクター(THE MOVIE) 映画と同じキャストが演じているが、映画とは違って強制的にコスプレさせられている。 映画では殆ど出番がなかったキャラクターもいるが気にしてはいけない。 アクマ(豪鬼)は隠しキャラではなく最初から選択できる。映画に出なかったのに。 ちなみに豪鬼が隠しキャラ扱いではないのはこの作品が初。あと、瞬獄殺がコマンド表に載ったのもこの作品が初。 なお、音声はすべてキャストの声である。 使用可能なキャラクター ガイル大佐、キャミィ、リュウ、ケン、チュンリー、E.ホンダ、バルログ(M.バイソン)、キャプテン・サワダ ザンギエフ、ベガ(バルログ)、サガット、アクマ(豪鬼)、ブレード、バイソン将軍(ベガ) 隠しキャラクター カイバー、アーケイン、F7 ※ブレードと隠しキャラの3人は戦闘服にヘルメット姿のシャドルーの戦闘員である。誰得とは言ってはいけない ちなみにブレードの正体は『Saturday Night Slam Masters(海外版マッスルボマー)』に登場したガンロック。 ガイル大佐の兄弟(原作ゲームでは親戚)で、実はスパイとしてシャドルーに潜入していたらしい。 なおガンロックは日本版ボマーのラッキー・コルトに当たるが、設定は全く別物である。 システム(THE MOVIE) 操作系はレバー+6ボタン。弱パンチ、中パンチ、強パンチ、弱キック、中キック、強キックの6種である。 通常技のモーションはともかく、必殺技は一応『II』に沿っている。ただし一部オリジナル技がある。 空中の相手に必殺技→必殺技がどんどん繋がるなど、『GUILTY GEAR』などにも引けを取らない超コンボゲーである。 地味にキャラクター毎に体重の大小が設定されており、落下速度等に影響が出る。 他にも相手に応じたコマンド入力が必要になる上に全部コマンドが異なる投げ返し・投げ返し返し・投げ返し返し返しがあったり、 全キャラ共通で回復技を持っていたり、数多くある隠しコマンドの中に意味不明なものが混じっていたり (例:背景のモニターに一瞬だけ違う映像を写す、闘技場ステージの観客を爆破する)、 そのゲーム内容は一言で言えばカオス。 ストリートファイター リアルバトル・オン・フィルム 1995年8月にカプコンから発売されたプレイステーション/セガサターン用対戦格闘ゲーム。略称「RBOF」。 ザ・ムービーと同じく映画を元に実写で作られているが、こちらの開発はカプコンである。 北米版タイトルは『Street Fighter The Movie』なのでややこしい。 概要(RBOF) 『ストリートファイター ザ・ムービー』と同じくハリウッド映画を原作として作られた実写キャラクターによる対戦格闘ゲーム。 アーケード版の『ザ・ムービー』とは違い、こちらはカプコンがシステム周りの開発を行った全くの別物である。 そのため見た目のキワモノ度に反してゲームそのものは普通に遊べる格闘ゲームに仕上がっている。 システムは『スーパーストリートファイターII X』を元にしており、 各キャラにスーパーコンボ(超必殺技)が用意されている。また、ゲームバランスも類似している。 こちらでもバイソン、バルログ、ベガの名前は海外版と同様に変更されているが、 キャラクターの音声は日本語で、キャスト非公開ではあるが本作独自の配役。しかも今の基準で見れば割と豪華。 ボイスに関しては『ZERO』同様気絶時やスーパーコンボ発動時にも用意されている他、 独自要素としてスーパ―コンボには止めを刺した時の追加ボイスも用意されている。 また、こちらは豪鬼の名前も「アクマ」ではなく「豪鬼」になっている。 この作品が発売された当時、本家『スパIIX』は3DO独占タイトルだったため、 本作が『スパIIX』の代用品としてプレイされていた時期もあったらしい。 キャラクター(RBOF) キャラの元が同じなので『ザ・ムービー』とそっくりだが、いずれも性能は全く異なる。 また、『ザ・ムービー』にはいなかったブランカやディージェイが追加されているが、 残念ながら『ザ・ムービー』にいたシャドルー戦闘員軍団はこちらにはいない。 ハラキリやカミカゼを使うサワダはこっち。 使用可能なキャラクター ガイル大佐、キャミィ、リュウ、ケン、チュンリー、E.ホンダ、バルログ(M.バイソン)、キャプテン・サワダ ブランカ、ベガ(バルログ)、ザンギエフ、ディージェイ、サガット、バイソン将軍(ベガ) 隠しキャラクター 豪鬼 なお、ブランカはお馴染みのジミーちゃんではなく、ガイルの親友チャーリーがシャドルーに改造された姿という設定の肌色キャラである。 システム(RBOF) 操作系はレバー+6ボタン。弱パンチ、中パンチ、強パンチ、弱キック、中キック、強キックの6種である。 『スパIIX』のシステムを流用したものになっており、スーパーコンボも存在する。 スーパー必殺技 スーパーコンボとは別に存在する本作の独自仕様。 『ヴァンパイア』のES技や『III』のEX必殺技のようなもので、 スーパーコンボゲージが50%以上ある状態で「元の技のコマンド+2つ以上のボタン同時押し」 と入力する事で各必殺技の強化版を出す事ができる。 例えば波動拳なら2発連続で放たれたり、昇龍拳なら敵の飛び道具をかき消しつつ大きく前進した後飛び上がるものになったりする。 大半の技が対応しているが、豪昇龍拳などの一部の技には無い。 ゲージについては独特な仕様になっていて、上述のようにゲージが50%以上溜まっている事が使用条件なのだが、 その際ゲージが50%以上100%未満だとゲージが消費されるが、100%の場合にはゲージが全く消費されなくなる。 この仕様のため、キャラにもよるがスーパーコンボは全く使わず、ゲージMAXを保ってスーパー必殺技を連発するという戦法の方が強い事がある。 ゲームモード(RBOF) ムービーバトル ガイル大佐を使用してシナリオに沿って戦うモード。 途中、サウンドノベルのような選択肢やクリアまでの制限時間があったりする。 このモードのみエンディングでCHAGE and ASKAによる映画主題歌「Something There」が流れる。 ストリートバトル 通常のCPU戦。映画に準拠したのか、なぜか悪役設定されているザンギエフとディージェイが四天王ポジションの9人目と10人目に固定で登場する。 一定条件を満たすと最終戦でバイソン将軍の代わりに豪鬼が登場する。ただし、お約束の登場演出は無い。 バーサスバトル 2P対戦モード。 トライアルバトル 全キャラクターと順番に対戦する勝ち抜き戦モード。戦績に応じて「格闘家指数」が表示される。 ストリートファイターII ムービー 1995年12月15日にプレイステーション、1996年3月15日にセガサターンで発売されたインタラクティブ・ムービー・アドベンチャーゲーム。 タイトルが「ムービー」なのでややこしいが、こちらは上記の実写映画格ゲー二つとは違い、 1994年に日本で製作されたアニメ映画『ストリートファイターII MOVIE』が元になっている。 プレイヤーは、闇の秘密結社シャドルーが開発した「モニターサイボーグ」と呼ばれる新型機械兵士を操り、 世界中の格闘家達の様子を(アニメ映画のムービー映像から)「サーチ」してその能力を分析・吸収して成長させ、 最終的に伝説の格闘家「リュウ」と対決し打倒するのが目的。つまり悪役が主人公である。 例えば蹴り技を繰り出しているシーンをサーチすれば「キック」の能力が上昇するなど、場面に対応した能力を自動的に抽出し成長していく。 サーチできる回数には制限があり、残り回数が0になるとそのステージ内ではそれ以上記録できなくなる。 このような流れで育成シミュレーションゲームのようにサイボーグを育てて進行させていくが、 最後のリュウとの対決時のみ『スパIIX』形式の格ゲーで実際に戦う事になる。 映画に沿ってサイボーグの性能はケンをそっくりコピーしたもので、リュウに負けると映画本編と同じ流れだが、 リュウを倒すとここでしか見られないアナザーエンディング(バルログの代わりに四天王就任)を、 特定の条件を満たしていれば隠しエンディングを見る事ができる。 育成したサイボーグの能力はセーブデータとパスワードで記録され、リュウの仮想イメージ(CPU)との模擬戦や、 パスワードによるサイボーグ同士の2P対戦も可能となっている(※プレイヤーが使えるのはサイボーグのみ)。 余談だが、元になったアニメ映画のオリジナル設定は後にいくつかゲーム本編に逆輸入されている。 また、映画の主題歌「恋しさと せつなさと 心強さと」はアニメ作品および映画ソング売上枚数歴代1位となり、 後に映画を元ネタにして『ZERO』のドラマティックバトルでもインストバージョンが使用された。 PS2版『ハイパーストリートファイターII』にはこのアニメ映画が特典として丸ごと収録されたが、 ソニーチェックにより春麗のシャワーシーンなどは修正カットされている。合掌。 関連キャラクター : モニターサイボーグ ストリートファイターEX 1996年12月にカプコンがリリースしたAC用対戦格闘ゲーム。略称「ストEX」。 開発は『II』の生みの親である西谷氏がカプコンから独立起業したアリカで、 アーケード版『ザ・ムービー』の様に当時としては珍しい外注製作タイトルであった。 3Dポリゴンキャラで背景も3Dだが、軸移動や奥行きと言った概念は殆ど無く、実質2D格闘ゲームである。 システム的には『II』に近く、スーパーコンボ(超必殺技)もある。また、エクセルなど独自のシステムも存在する。 メテオコンボの詳しい記述はこちら。 AC用はこの『EX』とVerUP版『EX plus』、『EX2』とVerUP版『EX2 PLUS』の4作が、 家庭用はPSで『EX plus α』と『EX2 PLUS』、PS2で『EX3』がリリースされた。 リュウや春麗などお馴染みのキャラの他、完全オリジナルキャラも数多く登場しており、 背景設定的には『II』時代に近いパラレルワールドと言った所。 一見色物ゲームだが本家顔負けの読み合いからのコンボが熱く、対戦ツールとしても高い完成度を誇っており、ファンも多い。 ただし『EX3』はPS2本体と同時発売の上タッグバトルになったため、システムの大幅変更や処理落ちなどがあり、賛否両論の模様。 対戦ツールとしてはオリジナルコンボに近いエクセルシステムを搭載した『EX2 PLUS』がよく選ばれる。 MUGENでは、キャプチャによってキャラ化されたものや、独自ドットで2D化されたものがいる。 また、エクセルなどの独自システムを再現したキャラクターも存在している。 特にエクセルやガードブレイクをバランス良く備えた『EX2 PLUS』のシステムをベースにしたキャラが多いようだ。 登場キャラクター本作オリジナルのキャラクターはアリカに版権があるため、他のカプコン作品等への出演は難しくなっている。なお『V』ではアリカのコピーライト表記付きではあるものの正式にシリーズ本編の設定へ組み込まれた。 以下では『EX』シリーズの初出作品別に分類するが、一部のタイトルで登場しないキャラクターも居る。(例として豪鬼は『EX2』以降非出場、ベガやダランは無印『EX2』のみ欠場など )。 【EXより登場】 (本編より)リュウ、ケン、春麗、ガイル、ザンギエフ、ベガ、豪鬼 (オリジナル)ほくと、スカロマニア、ドクトリン・ダーク、クラッカー・ジャック、プルム・プルナ カイリ、アレン・スナイダー、ダラン・マイスター、ブレア・デイム、ガルダ 【EX plusより登場】 (本編より)殺意の波動に目覚めたリュウ (オリジナル)血の封印を解かれたほくと、サイクロイドγ、サイクロイドβ 【EX plus αより登場】 (本編より)ダルシム、春日野さくら 【EX2より登場】 (本編より)ブランカ、バルログ (オリジナル)シャロン、ハヤテ、七瀬、シャドウガイスト 【EX2 PLUSより登場】 (本編より)サガット (オリジナル)ヴルカーノ・ロッソ、エリア、ARK-99、ベガII 【EX3より登場】 (オリジナル)エース、トゥルーベガ また、本作に登場する人造人間サイクロイドを元ネタにしたMUGENオリジナルキャラ・サイクロイドΩとサイクロイドΣが存在する。 他にレン改変キャラの一人に本作のキャラを元にしたアレンも存在する。 スーパーパズルファイターIIX 1996年6月にカプコンがリリースしたAC用対戦型パズルゲーム。同年12月にはPSとSSに移植されている。 略称「スパズル」。海外版タイトルは『Super Puzzle Fighter II Turbo』 (タイトル元『スーパーストリートファイターIIX』の海外版名称が『Super Street Fighter II Turbo』なため) 。 所謂「落ちものアクションパズル」で、ゲーム内容はカプコンの『ぷにっきいず』を基にしている。 ちなみに『ぷにっきぃず』はそのルール、見た目に落ち物パズルの有名作『ぷよぷよ』シリーズと大変似通った点が多い。 …というのもこのタイトル、開発元はその『ぷよぷよ』を作ったコンパイルだからである。 ただし、カプコンとコンパイルの共同開発であり、カプコンはキャラクターやデザインなどを担当している。 『II』シリーズや『ヴァンパイア』といったカプコンの格闘ゲームのキャラクターコミカルな2頭身キャラで登場し、 パロディを交えた演出を見せてくれる。『サイバーボッツ』のデビロット姫も乱入キャラとして参戦。 原作をそのまま2.5頭身に縮めたようなグラフィックで、相手にジェムを送るとその攻撃力に応じて、 画面中央のキャラが原作の必殺技やスーパーコンボなどを繰り出す演出になる。 本作で使用されたデフォルメキャラのドット絵は後の『ポケットファイター』に受け継がれた。 家庭用はSS・PS・Win・DCなどに移植されている。海外ではGBA・PS3・Xbox360などへも移植。 余談だが、さくら役の笹本優子女史がステージBGMをアレンジした主題歌を歌っている。 また、『MARVEL VS. CAPCOM』のモリガンのエンディングは、モリガンとリュウがリアル頭身のまま『スパズル』で対決するというものになっている。 ポケットファイター 1997年9月にカプコンがリリースしたAC用対戦格闘ゲーム。 略称「ポケファイ」。北米版タイトルは『Super Gem Fighter Mini Mix』。 『スーパーパズルファイターIIX』と同様の雰囲気を持つ2頭身キャラによる対戦格闘であり、ジャンルこそ違うが「続編」と位置付けられている。 『II』シリーズ、『ヴァンパイア』のキャラの他、新たに『ウォーザード』からタバサがゲスト参戦している。 また、『III』のいぶきと、女の子キャラ達と道着キャラ達に混じってザンギエフも追加参戦。 代わりに『スパズル』には出ていたドノヴァンとデビロットがカットされた。 なお、設定上は「カプコン対戦格闘ゲームの人気キャラクターたちが2頭身にデフォルメされたパラレルワールド」が舞台とされている。 炎上、凍結、感電、石化、圧殺、爆死、白骨化、場外転落など(それこそこの作品とタメを張れるレベルで)特殊やられが多く、 必殺技演出などで各キャラクターが様々なパロディコスプレをするなどコミカルな演出があるものの、 ゲーム自体は様々なシステムを取り入れた本格的な対戦格闘ゲームである。 家庭用ではPS・SS・WSに移植されている他、PS2版『ZERO ファイターズジェネレーション』にも収録されている。 登場キャラクター(ポケファイ) 使用可能なキャラクター リュウ、ケン、春麗、ザンギエフ、さくら、いぶき モリガン、レイレイ、フェリシア、タバサ 隠しキャラクター ダン、豪鬼 ※隠しキャラとは言っても、カーソルを欄外に移動させるだけですぐ選択できる。 システム(ポケファイ) レバー+3ボタン。パンチ、キック、スペシャルの3つに割り振られている。 通常技に強弱は無く、立ち・しゃがみ・レバー→入れなどのバリエーションがあるのみ。 スペシャルボタンは特殊動作やマイティコンボ(超必殺技)の一部で使用する。 マイティコンボ 本作での超必殺技。ストック可能なマスティコンボゲージ(パワーゲージ)を溜めて使用する。 原作ゲーム再現のコマンドとスペシャルボタンを使う簡易コマンドの両方で発動できる。 例外として豪鬼の瞬獄殺は微妙に性能が変わり、ダンの真・晃龍拳(家庭用のみ)はスペシャルボタンでのみ発動する。 また、再現コマンドの内「半回転2回」のみ「半回転後逆方向に戻す」といったSNK作品風のコマンドに変更されている。 ジェム 対戦中ステージに散乱するアイテムの一つ。赤・黄・青の三色があり、必殺技が対応した色のジェムを集める事で3段階に強化される。 ストリートファイターIV 2008年7月18日にカプコンがリリースしたAC用対戦格闘ゲーム。略称「ストIV」。 企画・プロデュース・ディレクションはカプコンが行い、開発はディンプスが担当。 「2D開発を切り捨てたカプコンにもう2D格ゲーは作れない」とユーザーから断言同然に囁かれていたカプコンであるが 『3Dグラフィックで2D格ゲーの挙動を完全再現する』形で『タツノコvs.カプコン』と共にカプコンの格ゲー復帰の狼煙となった。 ちなみに同仕様のゲームにアークシステムワークスの『バトルファンタジア』が存在し、本作はそれに続く形となるが、 その『バトルファンタジア』には『III』のブロッキングを参考にしたとされる防御システムが導入されている辺り、アイデア発展の流れが見て取れる。 2009年に追加キャラクターを加えた家庭用移植版がPS3とXbox360で発売され、格闘ゲームのオンライン対戦の発展を促した。 その後ニンテンドー3DS版やアプリ版などマルチ戦略をかなり手広く行っている。 2010年には続編『スーパーストリートファイターIV(スパIV)』が家庭用として発売、翌2011年には家庭用からアーケードに逆移植され、 調整・バージョンアップが施された『スーパーストリートファイターIV アーケードエディション(スパIV AE)』としてリリースされた。 また家庭用『スパIV』をアーケードエディションにアップデートするダウンロード版も出ている。 以後しばらくは調整アップデートを挟みつつ、ver.2012を出すなどして対戦格闘ゲーム界をリードしていく事になる。 2014年に後継の『ウルトラストリートファイターIV(ウルIV)』がアーケード先行で発売された。 家庭用では対戦時に限り歴代バージョンの性能が選択可能になっている他、 アップデートで新必殺技の追加など大規模な調整を行った「オメガエディション」も追加された。 なお、本作以降の海外版では現地の声優により吹き替えられた英語音声が搭載されている。 国内版でも3DS版やアプリ版を除いた家庭用移植版では英語音声を対戦時とアーケードモードのムービーとで別個に設定可能。 ただし、作品によってはキャラ毎の個別設定は隠し要素扱いになっている。 システム 被ダメージにより蓄積する専用ゲージを使用したウルトラコンボ。ホールド・キャンセル可能なアーマー攻撃、セービングアタックを導入。 自由なポージングやカメラワークなど3Dを活かした演出も本作の特徴。ただその影響でロック技の比率が従来と比べてかなり高くなっている。 特に特徴的なセービングアタックは登場から間も無い時期からMUGENにも再現されたキャラが公開されている。 キャラクター 【無印】 リュウ、ケン、春麗、ガイル、ダルシム、ザンギエフ、エドモンド本田、ブランカ、M・バイソン、バルログ、サガット、ベガ クリムゾン・ヴァイパー、アベル、エル・フォルテ、ルーファス セス、豪鬼、剛拳 【家庭用で追加】 フェイロン、春日野さくら、キャミィ、ローズ、元、ダン 【スパIVで追加】 アドン、サンダー・ホーク、ディージェイ、ガイ、コーディー、いぶき、まこと、ダッドリー ハン・ジュリ、ハカン 【スパIV AEで追加】 ユン、ヤン、殺意の波動に目覚めたリュウ、狂オシキ鬼 【ウルIVで追加】 エレナ、ヒューゴー、ロレント、ポイズン ディカープリ MUGENでは、『IV』風にシステムをアレンジしたキャラクターや、『IV』の3Dキャラを画像取り込みして作られたキャラ、 『IV』のモーションを基にドット絵を手描きしたり既存スプライトを改変したキャラが数体存在する。 ストリートファイター オンライン マウスジェネレーション 2008年7月9日~2009年8月31日までサービス展開していたオンライン3D対戦格闘ゲーム。略称「SFO」。 マウス操作で手軽に格ゲーができる、というのがコンセプトのカジュアルゲームだったらしい。 開始とほぼ同時期に稼動した『ストリートファイターIV』とは特に関係は無い。 原作のキャラクターの他、『ジャスティス学園』やサイボーグ009、金庸の武侠小説、 宇宙刑事ギャバン、『デトロイト・メタル・シティ』のクラウザーさんなど、まるで『VS.』シリーズのように多種多様なキャラクターが参戦していた。 本作オリジナルの主人公的キャラとして、日本人と韓国人のハーフで金髪のテコンドー使い「シン」が居る。残念ながら『IV』には…。 その存在感の無さから、あるゲーム雑誌ではハン・ジュリを「シリーズ初のテコンドーキャラ」と紹介する始末。ひょっとして(泣)なのか? だが「シャドルー格闘家研究所」にしっかりと彼が掲載されているあたり、完全に忘れ去られたわけではない模様。 ただ、実は『SFO』には「戦っているのは全員リボルテックのフィギュア」というキテレツな設定がある。 …「実は」と言うか、当初はむしろ売りの一つのコラボレーション要素だったらしいが。 前述の「版権キャラごった煮状態」も恐らくこの設定がやり易くしたのだろう。 とにもかくにも、つまり『SFO』の参戦キャラは全員人形なのである。 この特殊な設定のために『SFO』のキャラは「正史世界の人物」と認めていいのかかなりビミョーという都合があるのも事実だったり。 + 公式サイト消滅により、今や黒歴史の片隅に忘れ去られたシンの設定 身長:178㎝ 体重:77㎏ 血液型:AB 誕生日:7月9日 好きな物:音楽活動、派手な事 嫌いな物:地味な事 日本人の父を持ち、韓国人の母を持つハーフの若者。 天真爛漫で底抜けに明るい性格だが、その一方わがままで自分勝手な一面を持っている。 かっこいい事・派手な事が大好きで、自分の容姿に自信を持っているナルシスト。 格闘技を嫌い、絵を描き、音楽に夢中だったが、留学先のアメリカで観戦したバーリトゥードが彼の魂に火をつけ格闘家への道を決意する (その対戦カードはアレックス対ジェラルド・ゴルビーである)。 ただそれは偶然などではなく、父は元空手家・母は高名なテコンドー一家の娘との間に生まれたゆえの必然。 だが本人はその事を露とも知らず「見た目が華麗でかっこいいから」という理由からテコンドーの道を行くのだった。 必殺技は「トルネード」「真空蹴り」「迅雷三連脚」、スーパーコンボは「シューティングスター」。技名のセンスが地味とか言うな 真空蹴りを繰り出して衝撃波を巻き起こす技を得意としている。 およそ14ヶ月ほどでサービスを終了してしまったので、 このページで紹介している作品の中で現状唯一どうやってももう遊ぶ機会の無い作品である。合掌。 ストリートファイターV 2016年2月18日にカプコンがリリースしたPS4用対戦格闘ゲーム。略称「ストV」。 クロスプレイに対応したパソコン版も同日発売されている。 『IV』シリーズに登場しなかったキャラクターが復活参戦しており、 リュウ・春麗・ザンギエフ・ギル・ローズ・オロ・あきら以外のキャラクターデザインと一部キャラのコマンドが一新されている。 プレイヤー同士の対戦を強く意識した作りになっており、CFN(カプコン・ファイターズ・ネットワーク)を通じて他のプレイヤーの検索も可能になっている。 シリーズでは初となる本格的なストーリーモードが搭載され、 DLCとして『IV』と『III』の間の物語を描くゼネラルストーリーも配信された。 2018年1月18日に『ストリートファイターV アーケードエディション(ストV AE)』が、 2020年2月14日に『ストリートファイターV チャンピオンエディション(ストV CE)』が発売。 これまで遊んでいた人に対してもソフトのバージョンアップという形で提供される。 新たな対戦形式が追加され、『AE』発売時にVトリガーが、 『CE』発表時のアップデートでVスキルが選択式に変更された。 2019年3月14日にはアーケード版となる『ストリートファイターV タイプアーケード』も稼働した。 独自要素としてエクストラバトルで配信された強化版キャラと連続で戦える「ボスラッシュ」がプレイ可能。 また、専用サイトで家庭用と連動させる事で家庭用で獲得したコスチュームが使用可能になる。 ただし、PS4版とパソコン版を相互に連動させる事はできないので注意。 本作はシリーズ本編で特にプレイヤーからの評価が厳しかった事で知られている。 各キャラの性能バランスだけでなくシステム周りも全体的に工夫や調整の足りなさが目立ち、 ほとんどの既存キャラの性能やデザインの大幅過ぎる変更にシリーズファンは戸惑う結果に。 さらにリリース初期はアーケードモードすら実装されていなかったなど深刻なコンテンツ不足も目立ち、 (長期に渡るアップデート前提とはいえ)1つのゲームとして未完成だった。 度重なるアップデートで大分まともになったが、シーズンごとにバランス調整が施され、 各キャラの細かい知識をまた覚える必要があるので、初心者はおろか熟練のプロプレイヤーまでもが相当苦労する事になった。 公式もこの問題を気にしており、次作の『スト6』では本作の反省点が大いに活かされた。 そのためか、このニコニコMUGENwikiでは本作に関係した記述が非常に少ない システム キャラクター毎に用意された特殊技「Vスキル」、Vゲージを一定量消費して攻撃をガードしている状態から反撃できる「Vリバーサル」、 Vゲージを全消費して特有の特殊効果を発動させる「Vトリガー」を導入。 『CE』で攻撃を受け流した後一定時間無敵になる「Vシフト」、受け流し後専用の反撃技「Vシフトブレイク」も追加された。 また、『III』シリーズから技レベルも復活。特定の技でカウンターを成立させる事で通常よりも長くのけぞらせる「クラッシュカウンター」になる。 VゲージはVスキル並びにクラッシュカウンターの成立時だけでなく被ダメージでも蓄積するため、一方的な試合展開になりにくい。 キャラクター 【最初から使用可能】 リュウ、ケン、春麗、ダルシム、ザンギエフ、キャミィ、バルログ、ベガ ナッシュ、バーディー、レインボー・ミカ、神月かりん ネカリ、ラシード、ララ、ファン 【追加キャラクター、括弧内は追加されたバージョン】 シーズン1 アレックス(ver.1.02)、ガイル(ver.1.03)、いぶき(ver.1.04)、 M・バイソン(ver.1.04)、ハン・ジュリ(ver.1.05)、ユリアン(ver.1.09) シーズン2 豪鬼(ver.2.00)、コーリン(ver.2.01)、エド(ver.2.02)、 アビゲイル(ver.2.04)、メナト(ver.2.05)、是空(ver.2.07) シーズン3(アーケードエディション) 春日野さくら(ver.3.00)、ブランカ(ver.3.01)、ファルケ(ver.3.03)、 コーディー(ver.3.05)、G(ver.3.06)、サガット(ver.3.06) シーズン4(アーケードエディション→チャンピオンエディション) 影ナル者(ver.4.00)、エドモンド本田(ver.4.07)、ルシア(ver.4.07)、 ポイズン(ver.4.07)、ギル(ver.5.00)、セス(ver.5.01) シーズン5(チャンピオンエディション) ダン(ver.6.00)、ローズ(ver.6.02)、オロ(ver.6.03)、 風間アキラ(ver.6.03)、ルーク(ver.6.06) イレブン(ver.6.00、単体購入不可) 【CPU専用キャラクター(使用不可)】 ゼネラルストーリーで登場 ピーター・ゾンタ シャドルー兵士(AS-M、AS-Y、AS-D、AS-R) エネーロ、フェヴリエ、メルツ、アプリーレ、 サツキ、ユーリ、サンタム、ディカープリ ファントムベガ アーケードモードで登場 真・豪鬼、強化ギル ボスラッシュで登場 ザ・マスター、ザ・ギエフ、シャドウ、シャドウレディ、ネカリX、トゥルーベガ エクストラバトルで登場 金のシャドルー兵士、銀のシャドルー兵士 ボーナスステージで登場 TWO.P(モヒカンヘアーの男) ストリートファイター6 2023年6月2日にカプコンがリリースしたPS4/PS5/XBOX SERIES X|S/PC用対戦格闘ゲーム。略称「スト6」。 シリーズで初めてナンバリングがローマ数字からアラビア数字に変更された (ただしロゴをよく見ると「6」の右半分に90度回転した「VI」が仕込まれている)。 それまで時系列で最も後の位置だった『III』よりもさらに先、シャドルー壊滅後のストーリーが描かれる。 これに伴い『V』で先行登場していたルークも含めた続投キャラはデフォルト衣装(Outfit 1)が一新された。 モード 従来通りの遊び方ができる「ファイティンググラウンド」に加え、 一人プレイ専用のオープンワールド型ストーリーモード「ワールドツアー」、 他のプレイヤーと気軽に交流や対戦ができる「バトルハブ」が搭載。 ワールドツアーとバトルハブは作成したアバターを操作して遊ぶ仕様になっており、 バトルハブでは育成したアバター同士を戦わせる事も可能。 公式HPでCMに出演した吉田沙保里女史や『刃牙』シリーズとのコラボアバター作成用レシピも公開されている他、 『ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ』主人公再現用のアバターパーツ一式も販売されている。 ボーボボアバターでLv.3SA/CA集 誰がここまでやれと言った 操作体系 本作ではシリーズで初めて操作体系にメスが入り、これまで通りの6ボタン操作モード「クラシックタイプ」に加え、 攻撃動作を3ボタンに集約し、コマンド入力に加えボタンと方向入力の組み合わせで必殺技が使える「モダンタイプ」、 ボタン入力に応じて自動的に状況に応じた動作を行う「ダイナミックタイプ」が追加。 シリーズ経験者はもちろん、初めて触れる方にも幅広く対応した仕様になっている。 なお、ダイナミックタイプはオンライン対戦では使用不可。 システム 相手の攻撃を受け止めつつ攻撃できる「ドライブインパクト」、押している間攻撃を受け流す「ドライブパリィ」、 EX必殺技に相当する「オーバードライブ」、対応技やドライブパリィをキャンセルして前進し、直後の通常技/特殊技を強化する「ドライブラッシュ」、 ガードキャンセルふっ飛ばし攻撃の「ドライブリバーサル」が使用可能。 ドライブゲージは試合開始時はMAXで始まり、各種ドライブ使用時に加えガード時にも減少。 空になると回復するまで「バーンアウト」に陥り、ドライブが使用不能になるばかりかガード硬直が通常より不利になり、 画面端でドライブインパクトを当てられると気絶してしまうためゲージ管理が重要になる。 また、カウンターヒット判定が攻撃発生前に潰した際の通常カウンターと、攻撃終了後の硬直に技を当てた確定反撃時の「パニッシュカウンター」に分けられた。 ダメージ増加などは共通だが、パニッシュカウンター時の方が相手ドライブゲージを削る上にやられ硬直がより大きくなる。 本作のカウンター判定・パニッシュカウンター判定は投げを含む全ての攻撃に適応され、 特にパニッシュカウンターは投げや一部の通常技などで決めるとその効果がより大きくなる事がある。 キャラクター 【最初から使用可能】 ルーク、ジェイミー、キンバリー、マノン、マリーザ、JP、リリー リュウ、ケン、春麗、ガイル、ダルシム、ザンギエフ、エドモンド本田、ブランカ、ディージェイ、キャミィ、ジュリ 【追加キャラクター】 Year 1 ラシード、A.K.I.、エド 【ワールドツアー登場キャラクター(使用不可)】 ボシュ、リーフェン、リワンチャ、ルドラ ダムド、カルロス宮本、烈、シェンロン、あさのけいこ その他メトロシティ、並びに世界各国の住民の皆様 自動実況 ファイティンググラウンドとバトルハブの対戦時には対戦状況に応じてAIが判断する実況が設定可能。 実況4名と解説4名の中から選択可能で、実況のみにも設定可能。 実況担当 アール、平岩康佑、Vicious、Tasty Steve 解説担当 デーモン閣下、髙橋ひかる、James Chen、Thea MUGENにおけるストリートファイターシリーズ 『ストリートファイター』は確かにシリーズの始祖ではあるのだが、実質的に名前を上げたのは『II』からである。 移植に関しても、リュウを中心にした物が目立つのは、やはりその知名度故であろう。 ただ、それでも『初代』のキャラクターを『II』以降のシステムにアレンジしたキャラや、 『ムービー』シリーズのキャラもピンポイントながら移植はされており、 数自体はそれなりに揃えられる状況である。 *1 末期は『Blood Storm』のエンドクレジットにてダイヤルQ2紛いのやり方で資金提供を呼びかけたり、 メガドライブ版『Time Killers』がかなり酷い出来の移植だったりと端から見ても迷走しており、実際その評判通りとなっていた。 ちなみに『Blood Storm』をPS/SSに移植する動きもあったが、ストラタはそこまで持たなかった模様。
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